Outgrow Japan株式会社の12期目がスタート!11期目の課題や今後の目標

Outgrow Japan株式会社の12期目がスタート!11期目の課題や今後の目標

Outgrow Japan株式会社は11月1日に12期目をスタートしました!

「Outgrow Japan」は、

「Prove your possibility」=“あなたの可能性を証明せよ”

という理念を掲げ、働き方を変えたい女性のためのオンラインスクール「LIBERTY」や法人向けの営業・集客研修プログラムの提供、広告運用代行サービスなど、多岐にわたる事業を展開してきました。

様々な試練もありましたが、2023年11月1日、第12期目をスタートすることができました。

今回の記事では、12期目のスタートにあたり、「Outgrow Japan」が新たに抱える課題や今後の目標についてお伝えしていきます。

Outgrow Japanの12期目までの軌跡

それでは、2012年11月の会社設立から今日まで、「Outgrow Japan」がどのような成長を遂げてきたのか、12期目までの軌跡を振り返ってみましょう。

  • 2012年11月1日:「Outgrow Japan」設立
  • 2020年3月:3回目の倒産危機(コロナ融資で倒産危機を脱出)
  • 2020年5月:飲食事業を手放し、教育事業一本に体制変更
  • 2020年11月:7ヶ月連続で赤字を計上
  • 2021年5月:4回目の倒産危機
  • 2021年6月:目標を超える「450万円の入金」を達成(黒字化を達成)
  • 2021年8月:売上1,000万円を達成
  • 2021年下半期:売上4,300万円を達成
  • 2022年(設立10期目):売上2億円を達成
  • 2022年11月:LIBERTYメンバーへの匿名アンケートを実施、立て直しを計る
  • 2023年(設立11期目):売上2億4000万円見込み

 

2012年11月1日に設立した「Outgrow Japan」は、今日に至るまで順風満帆な成長を遂げてきたわけではありません。

2020年3月から2021年5月までの間に、最大で4,000万円の借金や4回の倒産危機に見舞われる苦しい経験もしました。また、LIBERTYメンバーへの匿名アンケートをきっかけに、教育事業の大幅な立て直しも行ってきました。

しかし、どんな苦境に立たされても、その時々で人生を導いてくれる大切な“人”との出会いがあり、現在の「Outgrow Japan」の成長につながっています。

11期目で売上2億4000万円を達成する企業に成長した「Outgrow Japan」は、2023年11月1日より、新たな想いを胸に12期目をスタートしています。

Outgrow Japanが借金4,000万円からV字回復できた理由について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

11期目で達成できたことや感じた課題

ここからは「Outgrow Japan」の11期目に、LIBERTYで達成できたことや、新たに見えてきた課題について解説します。

業務委託を中心にしたが売上はアップ

Outgrow Japanの11期目は、広告の運用やオンラインでのセールス、サポートなどを、100人ほどの業務委託の方々の力を借りて事業を展開してきました。そして売上は、前年同期より約4000万円増の2億4000万円になる見込みです。

2億4000万円という売上において、大きな成長と捉えているのが、やまもと社長自らが集客とセールスにほとんど携わることなく増収を達成できたことです。

「スクール事業とは何か」をしっかり定義できた

11期目に入り、やまもと社長自身は“自分がしなくてもできることと、自分しかできないこと”を整理し、「Outgrow Japan」代表として自分の時間をどこに使うことが適切かをあらためて考えていました。

そこで出た答えが、教育事業の柱である、働き方を変えたい女性のための起業スクール「LIBERTY」の仕組みづくりだったのです。

全国各地から、自分の働き方を変えたいと集まるLIBERTYメンバーは、性格や置かれた環境だけでなく、それまでの経験も目指すところも様々です。

LIBERTYメンバーを育てていくためには、『単なるノウハウの伝授ではなく、学び続けられる仕組みづくり』が必要なことと、『みんなで支え合えるコミュニティ―の確立』が大切だということを、やまもと社長はあらためて認識したのです。

そして、11期目で“仕組みづくり”に力を注いだことで、やまもと社長自身は初心に戻り、「スクール事業とは何か」を自分自身に問いかけ、しっかりと定義できるに至ったのです。

やまもと社長がたどり着いた「スクール事業の本質」や、教育事業への想いについての詳細は、以下の記事をご覧ください。

LIBERTYで様々な「学びやすい仕組み」を導入

また、やまもと社長が表舞台であれこれ動くのではなく、裏方に徹して「LIBERTY」の仕組みづくりに時間を費やしたのには、2022年11月に実施した匿名アンケートが大きなきっかけとなっています。

これまでのスクール運営を振り返るために1年前に実施した匿名アンケートには、喜びや感謝の声も多くありましたが、事業の核心に触れる非常に厳しい意見もありました。

厳しい声にこそ成長の鍵があると捉え、「Outgrow Japan」は1年間をかけて教育事業の大幅な見直しを行いました。

その結果として、メンバーひとり一人の成長に目を向けた様々な制度を導入し、LIBERTYは大きな変革を遂げたのです。

Outgrow Japanの11期目に、LIBERTYに導入された制度は以下の通りです。

●シャッフルクラス
シャッフルクラスでは、参加希望者を募って毎月クラスを編成します。ランダムに4~5名のグループとなり、メンバー同士、それぞれが書いた日報のシェアなどをしています。常に新規のメンバーと繋がることができ、質問をし合うことで様々な方と意見交換ができます。

●マイクラス
マイクラスは、「ロープレを重点的にやりたい」「インスタを極めたい」「セールススキルをもっと磨きたい」など、自分がやりたいことに基づいてクラスを立ち上げる制度です。手を挙げた人が、マイクラスリーダーとしてクラスを運営していきます。

●サポータークラス
LIBERTYに新規入会された方には、先輩受講生が3ヶ月間付き、担任サポーターとしてマンツーマンで徹底サポートを行ってくれます。新規入会者の質問に答えたり、相談にのったりしながら、学びを後押してくれる頼れる存在です。3ヶ月以降は、それぞれのグループでチャットを作り、相談や質問に答えてくれるサポータークラスを整えています。

●メンバー相談室
「トップセールスマンコース」や「ひとり起業コース」で学ぶメンバーの、課題解決のために作られたオンライン相談室で、「教える」ことや「代行する」ことを学んでいる「FASTコース」のメンバーが相談に乗る仕組みです。

LIBERTYの「メンバー相談室」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

●新FAQシステム
先ほど解説したサポータークラスに代わるもので、散らばっているメンバーからの質問や悩みの窓口を1箇所にまとめることで、「どこに質問したらいいのか」、「そもそもこんな質問してもいいのか」と入口で迷っているメンバーの困り事を解消します。

「新FAQシステム」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

●LIBERTYメンバー名鑑
女性の働き方を変えるための起業スクール「LIBERTY」に在籍する300人ほどのメンバーの、スキルや所在地、プロフィール、実績などをまとめるものです。「LIBERTYメンバー名鑑」ができることで、メンバー内のコミュニティがより活性化・活発化し、「LIBERTY」のスクールとしての価値をさらに高めることにつなげていきます。

「LIBERTYメンバー名鑑」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

外貨獲得事業へ挑戦(2023年JAPAN Fesへ参加)

「Outgrow Japan」は2023年から、ニューヨークで開催される世界最大の日本食フェス「JAPAN Fes」に参加するなど、外貨獲得事業の展開も視野に入れ準備を進めています。

もともとは、「留学・ワーキングホリデー支援事業」の一環として参加していましたが、外貨獲得ができる人材、社会に求められるより価値の高い人材育成を目指し、外貨獲得のノウハウを実践で学ぶ場として位置づけています。

しかし、やまもと社長は自身の英語力の無さから「これでは、ビジネスのチャンスが半減してしまう」と痛感し、帰国後すぐに色々な方法を取り入れながら、本格的に英語の勉強を始めています。

Outgrow Japanの外貨獲得事業への想いや、2023年「JAPAN Fes」への参加レポート、英語勉強記について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

Outgrow Japanの12期目の予定・目標

2023年11月1日、12期目がスタートした今、「Outgrow Japan」が未来に向け、どのような歩みを始めているのか、やまもと社長の想いや掲げている目標とともにご紹介します。

自社とLIBERTYメンバーの利益にコミットしたい

11期目に2億4000万円の売上を達成する見込みの「Outgrow Japan」ですが、12期目もそれを超える売上を達成したいと考えています。

その中でも、特にやまもと社長が力を注いでいくと明言しているのが、LIBERTYメンバーの可処分所得と可処分時間を向上させることです。

LIBERTY自体は、2024年3月から5期目に入ります。Outgrow Japan内での情報発信やメンバーのサポートに加え、他社の営業を代行したり、商材を販売したりするなど、LIBERTYメンバーの活躍できる場をさらに増やし、「メンバーの利益にコミットしていくこと」を12期目最大の目標として掲げています。

広告運用代行事業・営業代行事業「LIBERTY Spread」をスタートしたい

さらにOutgrow Japanの12期目は、Webメディアやテレビ、雑誌などの広告活動や営業活動に悩む中小企業と「LIBERTY」のFASTコースのメンバーをマッチングさせる広告運用代行事業・営業代行事業「LIBERTY Spread」を、本格的に軌道に乗せていくための土台を作っていきたいと考えています。

Outgrow Japanの12期目は、LIBERTYで育ったメンバーが他の会社の営業の代行や商材を扱えるようにするための準備期間と位置づけ、13期目から本格的に売上を伸ばしていく予定です。

「LIBERTY」の広告運用代行事業・営業代行事業「LIBERTY Spread」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

「LIBERTYメンバー名鑑」の本格稼働

先ほど解説した「LIBERTYメンバー名鑑」については、2024年2月からの稼働に向け開発を進めています。

やまもと社長は、「LIBERTYメンバー名鑑」には無限の可能性があると感じており、リリース後は、LIBERTYにある様々な問題を解決していき、今後のメンバーの可能性をさらに広げていく中核となると確信しています。

「LIBERTYメンバー名鑑」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

「外貨獲得事業」では月単位の黒字化が目標

外貨獲得事業においては、11期目は1年間で2000万円ほどの投資をしています。

しかし残念なことに、未だにECでの売上はゼロで成果に結びついていません。

結果はまだ出ていませんが、やまもと社長自身がやりたいと思っていることや、世の中の時流として必要なこともあるため、12期目でも引き続き力を注ぎ、まずは月単位の黒字化を目指していきます。

Outgrow Japanの外貨獲得事業の目標などについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

代理店をしている「Cheers mate」は売上1億円が目標

「Cheers mate」とは、単に英語を教えるスクールではなく、英語の学び方を習得し、自分で英語を話せるようになるよう指導してくれる場所です。

「Cheers mate」代表の菊池祐輔先生がオンラインでの英会話事業を立ち上げる際に、やまもと社長がセールスモデルを教えたご縁で、現在Outgrow Japanも代理店として関わらせていただいています。

その縁もあり、やまもと社長は「JAPAN Fes」から帰国後は、「Cheers mate」で英語の勉強を開始し、日に日に上達を実感しています。

Outgrow Japanの12期目は、代理店を務める「Cheers mate」で、売上1億円を達成することを目標としています。

「Cheers mate」について詳しくは、以下の公式サイトをご覧ください。

>>Cheers mate株式会社

業務委託しているフリーランスの組織化を進めたい

また、Outgrow Japanの12期目では、これまで売上増に貢献して頂いている約100名のフリーランスの方々を、「Outgrow Japan」のメンバーとして組織化を進めていきたいと考えています。

個人事業主であれば人事や労務についてはあまり考えなくても良いのですが、組織となると業務も多岐にわたり、誰にどの部分をお願いするのが最適なのかなど、考えるべき課題がたくさんあります。

12期目では、それぞれの役割を整理しながら、しっかり機能していく組織化を進めつつ、組織図づくりにも着手していきたいと思っています。

積極的な情報発信を増やしていく

11期目の反省点としては、2022年11月に実施した匿名アンケートをうけて、やまもと社長が裏方に徹していたため、LIBERTYメンバーの質問に「返信する」だけで終わることが多くなってしまった点です。

やまもと社長自ら、積極的に「発信」することが少なくなり、自分の意図しないことが伝わっていることもありました。

現在すでに、LIBERTYメンバー限定の「LIBERTYラジオ」などで積極的な情報発信をスタートしています。Outgrow Japanの12期目では、LIBERTYラジオとあわせて、社内報やメルマガのようなものを準備し、積極的にやまもと社長自らが発信する機会を増やしていきたいと考えています。

12期目を迎えるOutgrow Japan株式会社を、今後もよろしくお願いいたします!

この記事では、2023年11月1日に第12期目を迎えたOutgrow Japan株式会社について、11期目の振り返りと12期目の目標・抱負などについてお伝えしてきました。

Outgrow Japanでは、11期目に過去最高の売上を達成できたのも、多くのLIBERTYメンバーならびに業務委託のフリーランスの皆さまのおかげだと考えており、感謝の気持ちでいっぱいです。

この感謝の気持ちを忘れず、気を引き締めて、12期目もさらに世の中に貢献できる企業を目指してまいります。そして、LIBERTYメンバーひとり一人の成長と自己実現につなげられるように、教育事業のさらなるレベルアップを図っていきます。

12期目を迎えたOutgrow Japan株式会社を、今後ともよろしくお願いいたします。

今回の記事に関するご質問や、「Outgrow Japan」へのご相談は、以下のページよりお気軽にお問合せください。

>>お問い合わせ | Outgrow Japan株式会社

また、やまもと社長の教育事業への想いや、その他の事業に関する詳細は、以下の記事をご覧ください。

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