人生を揺るがす大切な人との出会いや、転機となるさまざまな出来事を経て、Outgrow Japan株式会社は教育事業を営む企業として、一歩ずつ前進してきました。
この記事では、Outgrow Japanの10年間の歩みを、代表である山本の起業のきっかけから振り返っていきたいと思います。
Outgrow Japan代表 山本周平のプロフィール
はじめに、Outgrow Japan株式会社の代表「山本周平」のプロフィールをご紹介します。
1990年、愛知県豊橋市生まれ。県内有数の進学校である愛知県立時習館高校卒業後、1年間の浪人生活を経て、横浜市立大学へ入学。
在学中20歳の時に起業を決意。大学はいったん休学し、起業への準備も兼ねた完全歩合制の営業活動をスタートしました。
Outgrow Japan株式会社のプロフィール
- 2012年:「Outgrow Japan合同会社」設立
- 2015年:「Outgrow Japan株式会社」へ組織変更
- 2016年:企画スクールの運営を開始
- 2017年:留学支援、飲食、食フェスイベント事業を開始
- 2020年:女性の働き方を変えるためのオンラインスクール「LIBERTY」を開始
「Outgrow Japan」は、
「Prove your possibility」=あなたの可能性を証明せよ
という理念を掲げ、働き方を変えたい女性のためのオンラインスクールや法人向けの営業・集客研修プログラムの提供、広告運用代行サービスなど、さまざま事業を通した支援を行っています。
Outgrow Japanを起業したきっかけ
それでは、山本が1年間の浪人生活を経て入学した大学を退学し、なぜ「Outgrow Japan」起業へ舵を切ったのか。その想いに迫ってみましょう。
起業したきっかけは“恐怖心”
1年間の浪人生活を経てスタートした横浜での生活は、のどかな田園が広がる豊橋市での暮らしとは打って変わり、活気に満ちあふれた日々でした。山本は、「とにかく楽しかった!」と、当時を振り返ります。
しかし、週6で友人との鍋パーティーに明け暮れていたある日、朝方友人たちが帰った後で一人になった部屋で、突如恐怖心に襲われたと言います。
楽しいと思っていた大学生活も次第にマンネリ化し、同じことの繰り返しでした。山本の性格上、卒業後、一般企業に就職しても自宅と会社を行き来するだけになるかもしれないという恐怖心が脳裏をかすめたそうです。
それと同時に、起業という働き方への想いが膨らんでいきました。
教師だった両親には反対された
山本の家庭は、親族の9割が教職という家系でした。普通に一般企業に就職して欲しいという両親の思いが強く、「起業したい」という山本の声は簡単には届きませんでした。
そこで山本は、「自分を産んでくれた大切な親への一番の親孝行は何か」と考え、起業することを納得させるためのプレゼンを始めたのです。
「お父さん、お母さんが普通に就職してほしいのは分かる。
ただ、ここでどちらを選ぶかで、死んだ魚の目をして日々を送る自分と、毎日イキイキと仕事に打ち込む自分に分かれると思う。
もし、一般企業に就職して、僕が不幸な人生を送ることになってしまったら、2人は責任が取れるの?その覚悟が2人にはある?
僕は、めちゃくちゃ楽しい人生を送っている姿を見せることが一番の親孝行と思うから、お父さん、お母さんが思うようには生きない!」
と、真正面から両親に伝えました。
起業後は陰ながら応援してくれていた両親
腹をくくった息子の想いではありましたが、父親からは当初反対されていたそうです。それでも、起業から3年くらい経ったころから、実は父親が親戚に息子のことを自慢していたことを、母親から聞くことができたそうです。
面と向かっては褒めることをせずとも、反対していた父親が応援してくれていたことを知り、山本はさらに事業(起業)を通じた“自分自身の生き方”への想いを強くしました。
“教育事業”をはじめたきっかけ
そんな山本が、起業という人生における大きなミッションの中で、「教育事業」に力を注いでいくこととなった理由や出来事を見ていきましょう。
自分が学んだセールス手法を「教えて欲しい」と言われた
大学休学中に、人のやることを見て学ぶことが得意だった山本は、起業の準備のために完全歩合制の営業を始めました。
経験を通して学んだのが、その後の事業の柱ともなる『売り込まないセールス』でした。『売り込まないセールス』とは、こちらからお願いして買ったり、使ったりしてもらうのではなく、相手から買いたい、使いという声を引き出すセールス法です。
売り込まないセールスの手法を習得すると、自然と周りから「そのセールス法を教えて欲しい」と言われるようになりました。それが、起業の準備を始めてわずか9カ月後くらいの出来事でした。
そのときはじめて、「人に教えることが仕事につながるんだ」ということを実感し、2カ月後の2012年11月、教育事業を主軸とした起業へと舵を切りました。
両親が教師だったことも大きかった
人に教えるということを仕事としてやり始めると、とにかく楽しい日々でした。
できないことがどんどんできるようになったり、これまで話せなかった人と話せるようになったりするなど、教育には人々の可能性を広げる力があります。
「教育」に力を入れる日々を過ごすうちに、山本自身に流れている「教師の血」のようなものを実感するようになったそうです。そうした実感も相まって、教師をしていた両親にも想いを馳せながら、「教育事業」にさらに力を注ぐようになりました。
思い返すと良い「先生」に出会うことで人生が変わっていった
山本がこれまでの人生を振り返ってみると、大学受験に失敗した後で浪人生活を頑張れたのも、部活動で野球が上達できたのも、また社会時になってから営業のノウハウを習得できたのも、すべて良い先生(師匠)に出会えたことがきっかけでした。
つまり、山本自身の人生のターニング・ポイントが、「いい先生に出会ったこと」だったのです。正しい方向を示してくれる先生との出会いがあるかないかで、人生は大きく変わることを、山本は自分自身の人生で学んでいることに気が付きました。
一生懸命努力している人に、「教育事業」を通じて正しい方向性を示すことができる……。
そのことに、山本自身が大きなやりがいと可能性を見出したことで、「Outgrow Japan」の今があります。
教育事業は誰かの「ターニング・ポイント」になれる仕事
「Outgrow Japan」は、代表の山本自身が人生から学び得た経験を通して、「教育事業」を精力的に展開しています。
その想いが深ければ深いほど、時には失敗をしたり、立ち止まったりすることもあります。
しかし、Outgrow Japan代表 山本の心のなかに常にあるのは、“あなたの可能性を証明する”ことです。失敗することを恐れず、歩み続けるあなたの横で、しっかりと伴走してくれる、頼れる“先生”なのです。
後編となる次回の記事では、Outgrow Japan代表 山本の教育への想いを具体化した教育事業「LIBERTY」や、海外へ行ったことをきっかけとした教育事業に対する姿勢の変化などについて、深く掘り下げてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!
「Outgrow Japan」が運営する「LIBERTY」は、働き方を変えたい女性のための、「集客・セールス・起業スキル」を学べるスクールです。
「LIBERTY」について詳しくは、以下のページをご覧ください。
>>LIBERTY – 集客・セールスに特化した女性向け起業スクール
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