NY開催の「JAPAN Fes」とは?Outgrow Japanが海外挑戦を続ける理由

NY開催の「JAPAN Fes」とは?Outgrow Japanが海外挑戦を続ける理由


ニューヨークで開催される世界最大の日本食のお祭り「JAPAN Fes New York – ジャパンフェスニューヨーク」をご存じでしょうか?

通称「JAPAN Fes」と呼ばれるイベントで、2023年8月に「Outgrow Japan」が2回目のチャレンジをする予定になっています。

この記事では、Outgrow Japanが「JAPAN Fes」に参加し、海外への挑戦を続ける理由や「JAPAN Fes」の詳細について紹介していきます。

ニューヨークで開催される「JAPAN Fes(ジャパンフェス)」とは?

はじめに、「JAPAN Fes」がどんなイベントなのか見ていきましょう。

世界最大の日本の食フェス「JAPAN Fes」

「JAPAN Fes」は、ニューヨークに世界各国から1,000人以上の出店者を迎えて開催される、日本食と日本の文化を広める世界最大の日本食フェスティバルです。開催期間中は日本食の屋台が多数出店し、日本食の魅力を伝えています。

例えば、日本のソウルフードの代表格と言えるラーメンや粉もん(お好み焼きやたこ焼きなど)、スイーツなどの人気度を競うコンテストや、日本のお祭りを楽しめるイベントが、日程と場所を変えて行われます。

歩行者天国となるストリートにはニューヨーカーのみならず、世界中から美食家が詰めかけ、各コンテストの優勝店には2時間待ちの列ができるほどの賑わいを見せます。

2016年に始まった「JAPAN Fes」は、日本の豊かな食文化と伝統、そして現地コミュニティの活気を融合させたイベントとして成長を続けています。現在では、ニューヨークでしか体験できない“食べて、見て、参加して”楽しめる食フェスとして根付き、期間中の来場者は30万人を超えるといわれています。

「JAPAN Fes」について詳しくは、以下のページをご覧ください。

>>JAPAN Fes New York – ジャパンフェスニューヨーク

「JAPAN Fes」の歴史

「JAPAN Fes」のこれまでの歴史は、以下のとおりです。

  • 2016年:「ジャパンストリートフェス2016」の名前で第1回目開催
  • 2017年:「ラーメンコンテスト」や「粉もんコンテスト」などで、さらに注目度が高まる
  • 2018年:和太鼓の演舞や浴衣写真コンテストなど夏祭りの演出が広がる
  • 2019年:ハンバーガーやメンチカツなど和牛を使ったグルメが登場
  • 2020年:コロナ禍で全イベントが中止となる
  • 2021年:8月29日、9月19日、10月23日の3日間開催
  • 2022年:「ごはん」や「串」など、日本の新たなソウルフードも登場
  • 2023年:世界各国から700店舗(日本から50店舗)が参加予定。過去最大、21日にわたりイベントが開催される

Outgrow Japanも2019年の「JAPAN Fes」に参加

2016年に始まった「JAPAN Fes」は、2023年で8年目を迎えます。2019年の「JAPAN Fes」には、Outgrow Japanも焼きトウモロコシ販売で参加しています

ここからは、Outgrow Japanが2019年に「JAPAN Fes」に参加した経緯と、初めて参加した際の様子を紹介していきます。

2019年は「留学・ワーキングホリデー支援事業」の一環で出店

Outgrow Japanは、2017年4月から2019年12月まで、海外への留学やワーキングホリデーを希望する日本人への支援事業を行い、3年間で100人の日本人を海外へ送り出してきました。

このプログラムは、半年から1年間ほど日本で事前準備をした後、1年間シドニーで働きながら語学を身に付け、最終地ニューヨークに渡るというものです。

この「留学・ワーキングホリデー支援事業」の一環として、2019年にOutgrow Japan代表の山本も「JAPAN Fes」に参加しました。

お湯を確保するのがとにかく大変だった

Outgrow Japanが初めて参加した2019年の「JAPAN Fes」では、ニューヨークのタイムズスクエア前で夏祭りの定番「焼きトウモロコシ」を販売しました。

「JAPAN Fes」というイベント自体は知っていた山本でしたが、参加するとなると右も左も分からない状態でした。

イベントで貸してもらえるのはテントと場所のみなので、お湯(水)を確保するのに最も苦労したそうです。

どうやって水やお湯を確保するのかをみんなで考え、15店舗ほど近くの飲食店に英語で交渉をして回り、ようやく協力していただける店を探し出したときには、あまりの嬉しさに、みんなでハイタッチしたそうです。

イベント当日は、クーラーボックスに水を入れて店とテントをいったりきたりしながら、山本がトウモロコシをひたすら焼き続けました。

ゼロからみんなで試行錯誤した経験の一つひとつが、自分の英語力や人間力を試せる実践の場となりました。

2023年の「JAPAN Fes」にもOutgrow Japanが参加予定!

そして、2023年の「JAPAN Fes」に、Outgrow Japanが2回目の挑戦をすることになりました。

2023年「JAPAN Fes」のスケジュール

2023年の「JAPAN Fes」は、3月26日にイーストビレッジで始まり、6月までに11日間にわたりニューヨーク各地区でイベントが開催されました。

「JAPAN Fes」では、今年も趣向を凝らしたさまざまな催しが行われ、7月以降のイベントでも多くの人を魅了する日本食が登場します。

7月以降の「JAPAN Fes」スケジュールは次の通りです。

【2023年「JAPAN Fes」スケジュール】

  • 7月2日:JAPAN Fes@クイーンズ区
  • 7月15日:JAPAN Fes x Niku Fes(肉フェス) @マンハッタン区
  • 8月26日:JAPAN Fes xSummer Fes(夏祭り)@マンハッタン区
  • 8月27日:JAPAN Fes xSummer Fes(夏祭り)@マンハッタン区
  • 9月9日:JAPAN Fes@マンハッタン区
  • 9月16日:JAPAN Fes xConamon Contest(粉もんコンテスト)@マンハッタン区
  • 9月17日:JAPAN Fes xConamon Contest(粉もんコンテスト)@マンハッタン区
  • 10月7日:JAPAN Fes xNew York Ramen Contest2023(ラーメンコンテスト)@マンハッタン区
  • 10月8日:JAPAN Fes xNew York Ramen Contest2023(ラーメンコンテスト)@ マンハッタン区
  • 10月28日:JAPAN Fes@マンハッタン区

出典:2023 JAPAN Fes New York – ニューヨークジャパンフェス

Outgrow Japanは8月26日と27日に参加予定

Outgrow Japanも 8月26日と27日の「JAPAN Fes×Summer Fes(夏祭り)」に参加を予定しています。イベント名の通り、日本の夏祭りをイメージした、大人の文化祭のようなイベントになります。

イベント準備には、働き方を替えたい女性のための企業スクール「LIBERTY」受講生にも希望を募ったところ、20人ほどがメニューの考案やポップ制作に協力してくれています。みんなで目標に向かって進もうという団結力や向上心が、一人ひとりに芽生えているように感じます。

当日は、日本からは代表の山本と数名のスタッフ、また現地に住む受講生なども参加する予定です。また、当日の様子はライブ配信する予定ですので、ご興味がある方はぜひご覧ください。

2023年は知覧茶を販売予定

今回の2023年「JAPAN Fes×Summer Fes(夏祭り)」でOutgrow Japanが販売するのは、鹿児島県の知覧茶を使ったドリンクです。

参加にあたっては、海外での販売展開を視野に入れ、まずはインターネットで海外での需要がある物をリサーチしました。なかでも、アメリカのアマゾン市場に着目して調べると、日本の商品では「抹茶」と「包丁」に需要があることが分かりました。

そこで今回の販売は抹茶に決定。すぐに素材の調達に動き出しました。

食品で海外進出する際に不可欠な“オーガニック”であることと、輸出のしやすさといった条件に当てはまる多くの国内農園に交渉を重ねました。

最終的に条件に見合い、協力いただけたのが知覧のお茶農園でした。「JAPAN Fes」の会場では、香り高い知覧のお茶を使った抹茶ラテなどを販売する予定です。

Outgrow Japanが「JAPAN Fes」に挑戦する理由

Outgrow Japanが2023年の「JAPAN Fes」に参加する大きな理由として、「外貨獲得できる人材を育てる」ことがあります。

「外貨獲得」できる人材を育てたい

Outgrow Japanが目指す人材教育の柱は、「価値の高い人材」を育てることにあります。

日本の人口減少に伴い、国内のマーケットが縮小している今、Outgrow Japan代表の山本は国内だけでしか仕事ができない状況を危惧していました。

これからの社会で生き残っていくには、外貨を獲得できる会社になることが鍵となることが予想されます。そうなった場合、外貨が獲得できる人材であれば、日本の企業からも求められ、人材としての価値も高まるはずです。

外貨獲得のノウハウを得るためにチャレンジを決意

外貨獲得ができる人材であることが、その人の価値を高める材料となることは分かっていても、その手法については代表の山本自身もまだ手探りの状態です。

つまり、Outgrow Japanが運営する起業スクール「LIBERTY」の生徒さんたちに、外貨獲得の手段をお伝えしようと思っても、そのノウハウ自体がない状態なのです。

外貨獲得のノウハウを得るためにも「まずは自分がチャレンジしてみよう!」と決意し、「JAPAN Fes」への2度目の挑戦を決めました。

山本社長自身が海外が好き!(旅行しながら働きたい)

また、その他にもOutgrow Japan代表の山本が海外が好きで、「旅行しながら働きたい」という思いが常にあったことも、2023年の「JAPAN Fes」に参加するきっかけとなった理由のひとつです。

山本代表が起業するメリットとして大切にしている「5つの自由」のひとつ「場所の自由」を、「JAPAN Fes」は体現するものになると思います。

そして、自分の働きたい場所を自由に選択し働くという醍醐味を、これから起業する「LIBERTY」のメンバーにも「JAPAN Fes」という実践を通して学んで欲しいと考えています。

Outgrow Japanが考える「海外」に出ることの意味

今回の「JAPAN Fes」への参加は、海外での実践を通して学び、得られる経験を、「Outgrow Japan」のこれからの教育事業に生かしていきたいという想いが込められています。

「海外」に出ることで多くの“学び”を得られる

何も分からないところから、一つひとつを積み上げながら目標に向かって進む貪欲さは、日本国内で取り組む事業の中では、なかなか経験できません。

この一つひとつを積み上げる泥臭さこそが、人生にインパクトを与える意味深い出来事になると思います。

また、異国に身を置くことで、これまで気付かなかった日本の良いところに気付いたり、逆に悪いところが見えたりすることがあります。時には、日本の当たり前が、外国では当たり前ではなかったりすることも多くあります。

海外で様々な国の人達と交流し、つながることで、自分では気付いていなかった新たな可能性が見えてくることもあるかもしれません。

海外への挑戦を続けることで、自分の未知なる可能性を見つけるきっかけにしてほしいと思っています。

今後は海外研修プログラムになる可能性も

「JAPAN Fes」のようなイベントへの参加については、今後は単発の「海外研修プラグラム」としての提供を考えています。

「海外研修プログラム」は、日本では経験できない「何も分からない状態から一つひとつ積み上げていくこと」を経験できるプログラムになると思います。

そのために現地でしかできない経験を、山本自身が海外出張などで足を運び、直接リサーチしていくことも続けていきます。

なお、Outgrow Japan が参加する2023年「JAPAN Fes」の詳しい様子は、また別の記事でお伝えする予定です。どうぞお楽しみに!

教育事業「LIBERTY」に関するご相談や、「JAPAN Fes」、「海外研修プログラム」についてのご質問は、「Outgrow Japan」までお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ | Outgrow Japan株式会社

また、Outgrow Japanが働き方を変えたい女性のためのスクール「LIBERTY」をスタートさせるに至った経緯は、以下の記事をご覧ください。

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